Mori Marine日記 アクアリウム時々釣り

通常アクアリウム、時々釣りやダイビングのことを書きます

屋久島の汽水域は素晴らしかった②

皆さんこんにちは

モリマリンです

前回に引きつづき、屋久島の汽水域について書いていきます

②は①のGTとは逆で、小さい魚について取り上げます

汽水域はGTのような大きな魚もいますが、幼魚たちの成長の場、小さい命のゆりかごでもあります

小さな魚たちの群れが、流れの少ない場所に集まり、成長していく世界は、神秘的で、どこか暖かさを感じます

youtu.be

この動画を見て頂ければ、汽水域の神秘さが、すこしは伝わるかもしれません

ぜひ見てみてください

 

今回見つけた命のゆりかごはこんな場所でした

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そうです

ロープです

こんなところにも小さな世界があります

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これは、ヒメツバメウオの幼魚です

この魚は、幼魚のうちはこのように汽水域に群れで住み、大きくなると河口や沿岸に出ていきます

マングローブの根っこの下に群れていることで有名なやつですね

屋久島にもいると聞いてはいたのですが、本当に会えるとはおもっていませんでした

感動です

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これはオニカマスの幼魚ですね

オニカマスは別名バラクーダと呼ばれ、群れを作り、体長1.5mにもなる大きな魚ですが、小さいときは、写真のように浮遊物に擬態して、汽水域で成長する、カマス科の中でも変わった習性を持っています

めちゃくちゃでかくて怖い魚が、小さいときはこんなにかわいいなんて、なんか面白くないですか?

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この写真には何種類かの魚が映っています

まず、オレンジ色の鰭を持つ魚は、ゴマフエダイの幼魚です

これも大きくなる魚で、川にいるものはマングローブジャックと呼ばれたりします

汽水、純淡水に入る習性をもち、フエダイの仲間の中でも珍しいです

鰭のオレンジがかっこいい

 

続いて、丸い縞々の魚は、クロホシマンジュウダイです

これも、まだ幼魚の姿で、大きくなると黒の水玉模様になります

この魚も僕は初めて見ました

汽水域ならではの魚です

 

あと、ヤエヤマノコギリハゼも映っているのですが、うまく撮れてないので、分かる人は探してみてください

ヤエヤマノコギリハゼは、水中の木の枝や根っこ、ロープの裏につく習性があります

この魚も汽水域ならではの魚といえると思います

 

以上です

屋久島の汽水域が素晴らしかったので、つらつらと書いてしまいました

また、機会があれば汽水域でスキューバをしてみたいです

最後まで読んでいただきありがとうございました

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