節約サンゴ水槽の工夫③~水槽にラップをかける⁉~
皆さんこんにちは
モリマリンです
前回に引き続き、うちのサンゴ水槽の工夫について書いていきます
今回は節約サンゴ水槽の工夫③ということで、「水槽にラップをかける」という工夫を紹介します
あまり、イメージできないと思いますので、写真を載せておきます
こんな感じですね
なぜこんなことをするかと言うと、一番の目的は、水槽内の水の蒸発を防ぐことにあります
「うちのサンゴ水槽の紹介」の記事を見てもらうと分かるのですが、うちの水槽は水槽の外へ水が出入りするのは、外部濾過につながるホースだけです
この経路は密閉されているので、あとは水槽の上部をラップでふさいでしまえば、ほぼ、水槽のシステムが密閉状態になるため、水槽の水の蒸発をかなりおさえることができます
海水水槽は、水の蒸発によって、塩分が変化してしまい、生物に悪影響が出てしまうため、こまめに真水を足さなくてはいけません
これが、結構手間なんですよ
長期間家を空けるときなどは水足しも出来ませんしね
そのため、ラップをし、水の蒸発を防ぐことは、かなり手間の削減になります
また、水足しの回数を減らすことで、水道水からの余計な成分や養分が水槽に混ざってしまう頻度も減ります
具体的にどのくらい蒸発を防げるかというと、うちのシステムだと、3週間くらいは水を足さなくても水位がほとんど変わらないくらいです
一度、2週間ほど家を空ける機会があり、そのあとも数日水替えをさぼっていたことがあったのですが、全く問題ありませんでした(家に帰ってきてから添加剤はいれてました)
蒸発を防ぐ以外にもメリットはあります
大したことではないのですが、一つ目は、埃などが水槽に入るのを防ぐことができます
埃がとれだけ水槽に悪影響があるかはわかりませんが、棚の上とか埃ってわりとすぐつもるじゃないですか
あれが水槽の中に入っていってると考えたら、ちょっといやだなってだけです
しょうもなくてすみません
そのほかにも、保温性が上がるというメリットもあります
ただ、デメリットもいくつかあります
一つ目は、何と言っても、水槽をいじりにくいことです
いちいち、ラップをはがして、水槽をいじった後にまたラップをかけなおす、という作業をしなければならないのはめんどくさいですね
二つ目は、空気がこもりやすいため、生物の活動によりできた二酸化炭素が溜まり安く、酸欠や、pH の低下が起こる可能性があるということです
僕の水槽では、起きたことはないのですが、それは、うちの水槽は生体が少ないからだと思われます
その為、ラップをかける方法を使うときはその点に注意する必要があります
生体をたくさん入れている人はやめておいた方がいいかもしれません
以上、節約サンゴ水槽の工夫③でした
注意点はありますが、3週間水足ししなくていいのは、長期で家を空けなければならないときに、かなり便利ですので、参考になればと思います
最後まで読んでいただき、ありがとうございました